面影橋『つけ麺 麦の香』らぁ麺やまぐちの新たな形態があの場所に

 
高田 馬場ラーメン

つけ麺 麦の香

ラーメン激戦区と言われる高田馬場エリアから少し歩いた面影橋・西早稲田。
こちらのエリアに、2020年を代表するとも言っても過言ではない新店がオープンしました。

オープン日は2020年7月21日。店名は「つけ麺 麦の香」。

そのお店はなんと、ミシュランビブグルマンを例年獲得する代表店、面影橋に名を馳せる「らぁ麺やまぐち」の3号店

さらにその場所は「らぁ麺やまぐち」オープン時の跡地であり、そしてそこは「らぁ麺やまぐち」の現店舗の斜め向かい側という非常に面白い場所なのです。

アクセスは、都電荒川線「面影橋」駅より徒歩5分ほど。
東京メトロ副都心線「西早稲田」駅からも歩いてほぼ同じ時間で辿り着きます。

店内は、洋風でおしゃれな空気の漂う店内。そこだけ見ればラーメン屋とも思わないような独特な空間です。

席構成は珍しくテーブル席のみで、2人掛けテーブルが5つとなります。

「つけ麺」

つけ麺

まず、つけ麺の麺量は以下のようにバリエーションが豊富です。

●少なめ 200g 茹で上がり320g
●並盛  300g 茹で上がり480g
●中盛  400g 茹で上がり650g
●大盛  600g 茹で上がり1100g

※くれぐれも食べられる量の範囲でご注文しましょう。

見た目としては、最近の流行とは一風変わった、むしろオールドスタイルにルーツがあると思わせる風貌。
やまぐちのラーメンや、昆布水のつけ麺からは一層離れたイメージのルックスです。

具材はシンプルに、麺上に海苔、スープにはメンマや細切りチャーシューがゴロゴロと浮かびます。

メンマ チャーシュー

肝心なつけ麺の麺は、福島の羽田製麺より依頼を受けプロデュースした「らぁ麺やまぐち」オリジナル麺「麦の香」だそう。

麺

 

北海道産小麦を使用し、小麦以外のつなぎを使わず、小麦十割で打ち上げた大作。
保存料無添加のため、小麦本来の風味や食感が楽しめるとのこと。

麺

見た目としてはやや茶色味で小麦感が見て分かる、期待をせずにはいられない様です。

口に運んでみるとモチモチで、歯応えや食感から喉越しまで計算し尽くされた、これだけでも逸品と感じてしまう流石の腕前。

そしてつけ汁を味わってみると、何とも優しく素朴な味わい。つけ麺の歴史を継承した文句の付け所のない完成品。

鶏ガラ、豚骨、豚足、モミジ。鯖節、煮干しから成る出汁。
その上で醤油が前に出てエッジが効いており、鯖節がふわりと香る様が堪りません。

後半に卓上の黒七味を足すと香りにアクセントがつき、ピリッと輪郭も整います。

七味

割りスープは別テーブルにあり、セルフで入れられる仕様。

割り

割ってみると何ともマイルドな、気付いたら飲み干してしまうほどのマッチ具合でした。

「ラーメン(裏メニュー)」

裏メニューラーメン

こちらはオープンから数日後は裏メニューとして出されていたラーメン。今では通常メニューともなっています。

オールドなそのルックスは、かつては高田馬場にあり現在は成増にある名店「べんてん」を彷彿とさせるような、フリークには興奮を隠せないことこの上無しでしょう。

詳細は留めておきます。是非直接味わってみてください。

※券売機の写真はオープン当初のものです。裏メニューすらなかった当時ですが、そのすぐ後に追加された裏メニュー、そして裏メニューから通常メニューに昇格された「ラーメン」が追加されています。

■メニュー

つけ麺(少なめ):890円
つけ麺(並盛):990円
つけ麺(中盛):990円
つけ麺(大盛):1200円

味玉つけ麺(少なめ):1040円
味玉つけ麺(並盛):1140円
味玉つけ麺(中盛):1140円
味玉つけ麺(大盛):1350円

肉盛りつけ麺(少なめ):1080円
肉盛りつけ麺(並盛):1180円
肉盛りつけ麺(中盛):1180円
肉盛りつけ麺(大盛):1390円

ゆず香塩つけ麺(少なめ):980円
ゆず香塩つけ麺(並盛):1080円
ゆず香塩つけ麺(中盛):1080円
ゆず香塩つけ麺(大盛):1290円

ラーメン(裏メニュー):1080円

辛みそ:120円
味玉:150円
チャーシュー:300円
メンマ:200円
ビール:600円

■店舗情報

住所

東京都新宿区西早稲田2-11-13

交通手段

都電荒川線「面影橋」駅より徒歩5分
東京メトロ副都心線「西早稲田」駅より徒歩5分

営業時間

11:30~15:00

定休日

月曜日

 

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