池袋『中華そば しながわ』昼と夜2つの顔を持つ”ラーメン店
中華そば しながわ
ラーメン激戦区である池袋エリアの中でも特に人気が絶えないお店、『中華そば しながわ』。
なんとミシュランビブグルマンを4年(2015〜2018)連続で獲得しているお店なんです。
『中華そば しながわ』は、2013年6月に同じく池袋エリアの人気店”BASSO ドリルマン”のセカンドブランドとしてオープンしました。
要町駅から徒歩7分。
要町駅は、池袋駅から東京メトロ有楽町線、または副都心線で1駅というアクセスの良いところにあります。
池袋駅西口から歩く場合、約15分ほどで到着します。
こちらのお店は昼と夜でメニューが異なり、昼は「中華そば」、夜は「稲庭中華そば」が看板メニューです。
2018年6月現在、夜の部のメニューは”BASSO ドリルマン”と同じメニューになっています。
しながわ 昼限定メニュー “中華そば”
正統派ながら、洗練された風格のようなものを感じる見栄え。
ややオイリーに仕立て上げられ、甘みのある動物系主体のスープ。
鶏の旨味と豚の厚みが中心となって重厚な土台を形作っています。
スープを纏う油により全体のコクが増し、さらにアツアツなまま食べることができます。
さらに丸みを帯びていながらも、スッキリとした輪郭を保った上品な醤油。
この醤油と、煮干しや節などから出ている魚介系のダシが相まって和風の味わいが感じられます。
また椎茸や昆布が奥深さを出しており、良い塩梅にスープがまとめられています。
麺は加水率高めで、やや柔めの中細ストレート麺。
こちらは国産小麦を使った自家製麺とのこと。
啜ったときに小麦の香りが鼻へ抜け、滑らかな舌触りともっちりとした食感が心地良さを生み出しています。
そして豚バラと豚肩ロースの二種類のチャーシュー。
豚バラチャーシューはホロっとした柔らかさで、脂の甘みがたまらない具合です。
一方豚肩ロースチャーシューは、タレの味と適度な脂身がバランスよく立っている、チャーシューらしいチャーシューとなっています。
しながわ 夜限定メニュー”稲庭中華そば(醤油)”
醤油と塩から選べます。
稲庭といえば、300年以上の歴史と伝統を誇る秋田県南部の名産品、稲庭うどん。
そしてこちらはラーメンにしては珍しい、稲庭うどんならぬ稲庭中華そばです。
スープには秋田県で有名な日本三大地鶏「比内地鶏」、醤油は同じく秋田県の「石孫本店」を使用しているとのこと。
また、なめこ、たけのこ、鶏肉、豚肉といった具材が入っています。
スープは「中華そば」と同様でアツアツ。
さらに鶏の香りが存分に立っています。
鶏の旨みとエッジの効いた醤油のキレ、そこになめこのとろみが混じり合い、独特でどこか完成された風味が表現されています。
そして麺には、稲庭うどんと同じく乾麺を使用しています。
そのため、麺の硬め等のオーダーはできません。
国産小麦で作られているこちらの乾麺は「佐藤養悦本舗」のもの。
柔め気味の麺はツルツルとして喉越しが良く、柔らかな弾力が特徴的です。
また、乾麺ならではの独特な味わいや香りがとてもスープにマッチしています。
昼の「中華そば」、夜の「稲庭中華そば」。
どちらもクオリティが高く、特に「稲庭中華そば」は他ではなかなか味わえない一品です。
中華そば しながわ メニュー
※昼の部の営業時間を11〜15時に変更(2018/5/11金から)
※提供メニュー変更(2018/6/5確認)
店舗情報
住所
東京都豊島区西池袋4−19−14
交通手段
東京メトロ有楽町線 要町駅【出入口4)】 徒歩4分
営業時間
【昼の部】11:00〜15:00
【夜の部】 18:00〜21:00
定休日
月曜日