早稲田『元祖一条流がんこ』根強いファンが付く牛骨ラーメンの店
元祖一条流がんこ 西早稲田店
現在は四谷三丁目に総本家を構える一条流がんこラーメン。
家元の一条安雪氏が拠点を転々としながら弟子さんが後を継がれる、知る人ぞ知る名店。
ラーメン通の方には言わずもがなのお店といったところでしょうか。
かつて高田馬場には、がんこラーメンの創業地であり、元祖一条流がんこ十六代目(高戸橋がんこラーメン)となる店舗もありました(2012年3月閉店)。
今回ご紹介する西早稲田店は、総本家客分であり、総本家の西早稲田時代からラーメン好きに愛される高田馬場・早稲田の名店として現在も営業されております。
こちらの西早稲田店ですが、中々目に付きづらい場所にあります。早稲田通りから路地を曲がるとすぐ見えてきます。
看板も無い黒テントのような外観。そしてがんこといえばもちろん、牛骨が目印。
これが吊るされていると営業中ということになります。ちなみに総本家の方は牛の頭蓋骨が吊るされています。
店内はカウンター5席のみ。また当時会員制だった旨の記事や、がんこラーメンの家系図などが貼ってあるので是非チェックしてみてください!
更に、
一.麺は硬めに限ります!
一.スープはダシの効いたしょっぱめに限ります!
一.スープは熱めに限ります!
といった”ラーメン、日本そばの三原則”と書かれた板も掛けてあります。
元祖一条流がんこのラーメンに対する情熱が伝わってきますね!
元祖一条流がんこ”塩ラーメン”紹介
提供前に、熱した油をかけるところがポイントです。「ジュッ」という音と香りが食欲をそそります。
スープは透き通った熱々の清湯スープ。もちろんしょっぱめ。牛骨などの動物系に節やスルメのダシの旨味、強めのカエシが効きネギ油の香る、ヤミツキになる味です。
麺は「サッポロめんフーズ」の細縮れ麺。
茹で加減は三原則の通り硬めで、コシや弾力があります。
がんこの中でも特に総本家の流れを忠実に継ぎ、昔ながらの良さを出しながらも後を引く。
まさにがんこならではの唯一無二のラーメンです。
がんこと言えば”悪魔ラーメン”が有名ですが、ごく稀にそのスープで作られたラーメンも限定で出されることもありました。
一時期はご入院で休業されていたときもありましたが、これからもラーメン好きに愛されるお店として長く続いて欲しいですね。
元祖一条流がんこ メニュー
ラーメン
塩ラーメン :700円
正油ラーメンあっさり :700円
正油ラーメン中間 :700円
正油ラーメンこってり:800円
エビ油塩ラーメン :700円
他メニューあり。
※サイドメニュー、トッピングあり
また、定期的にイベントとして限定ラーメンも出されます。
店舗情報
住所
東京都新宿区西早稲田3−15−7
交通手段
JR高田馬場駅から 徒歩10分
西早稲田駅から 徒歩7分
都電荒川線 面影橋駅 徒歩4分
営業時間
【月〜金】12:15〜21:00
※スープ不出来の時は臨時休業。
定休日
土曜・日曜