野方『中華料理  十八番』昭和溢れる大衆中華料理

 
中華料理 十八番
西武新宿線 ラーメン

中華料理  十八番

環七通り沿いのラーメンと言えば、まず有名なのが、背脂チャッチャ系の”環七土佐っ子ラーメン”
環七と言えばそのイメージがある方も多いでしょう。

しかし実は、純粋・純朴な昔ながらの東京ラーメンを出す老舗が環七通り沿いにはあります。

それがこちらの”中華料理 十八番”。読み方は『おはこ』です。

西武新宿線 “野方駅”から歩いて10分程。
まさに環七通り沿いにあるそのお店は、かつて新井薬師前にあった名店“高揚”出身の店主が営んでいます。

さらに、創業は1963年という老舗の中の老舗。

ラーメン屋というよりも昔ながらの中華料理屋として構えており、ラーメンだけでなく各種中華料理も提供されています。

しかし”高揚”の流れを組むそのラーメンにはノスタルジックなだけでなく様々なこだわりが見受けられ、本格派の佇まいがそこにはあります。
これぞまさに昔ながらの東京ラーメンといった、東京ラーメンを語るには欠かせないようなラーメンが味わえるのが『十八番』です。

中華料理  十八番 ”らーめん” 紹介

中華料理  十八番

非常にシンプルで、まさに昔ながらの雰囲気を感じさせます。

ラーメンに乗った具材としては、肩ロースのチャーシュー2枚、メンマ、ネギといたってシンプル。

平ざるで上げて丼に寄せられた麺は、ウェーブの効いた”中太麺”を使用しています。

中華料理  十八番

これは店内の製麺スペースにて、孟宗竹(もうそうちく)を使用した青竹踏みで打たれた自家製手打ち麺

いわゆる青竹踏みの手打ち麺といえば”佐野ラーメン”が有名で、まさにそれを思い浮かべるような見栄えです。
一本一本の長さや太さが違う、手打ちならではの特徴的な麺。

しっかりと茹でてありながらもコシがちゃんと残るもっちりとしたその麺は、独特で立体感のある食感で喉越しも良く、職人魂を感じる渾身のものと言えるでしょう。

スープは豚、鶏ガラに、煮干し、貝、昆布、そしてたっぷりの野菜を加えたものだそう。

中華料理  十八番

カエシが効いてキレがありながらも鶏ガラと野菜の旨味が立っていて、とてもすっきりとしています。
さらに奥には魚介、乾物の深みがあり、全体的にとてもバランスの取れたスープです。

目立ち過ぎず邪魔もせず麺の存在感をしっかりと引き立て、そして支えるような、優しさの詰まった味わいにほっと落ち着きます。
自家製の手打ち麺にも、素材の味をそのまま引き出しているスープにも、一つ一つこだわりが見られる素朴で優しい味のラーメン。
これぞまさに東京ラーメンでしょう。

50年以上も受け継がれてきた老舗の味、これからも変わらず出していて欲しいと思えるようなお店です。

中華料理  十八番 メニュー

中華料理  十八番

らーめん:800円
塩らーめん:800円
味噌らーめん:900円
マーボらーめん:900円
わんたん:850円
わんたんめん:950円
にら玉子とじそば:950円
やきそば:900円
かたいやきそば:1000円
もやしそば:1000円
たんめん:900円
五目そば:1200円
五目うまにそば:1200円
チャーシューめん:1200円
からあげそば:1300円
つけめん:900円
野菜つけめん:1000円

店舗情報

住所

東京都中野区大和町2−2−2

交通手段

西武新宿線 野方駅 徒歩10分

営業時間

11:00〜15:00
17:00〜20:30

定休日

火曜日・水曜日

 

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